皆さんこんにちは。英会話講師のVickyです。
今日はたくさんの方が苦手としている付加疑問文について勉強しましょう。
英文を頭で作るのが面倒くさい付加疑問文
付加疑問文とは、文章の最後に「~, isn’t it? 」や「~, doesn’t it? 」を付けて「○○ですよね?」にし、相手に同意を求めたり、念を押したりするときに使われる表現です。
しかし問題は、主語、述語によって付加疑問の形式が変わるので慣れるまで文章を頭で考えるのに時間がかかる事!
私を含め、ほとんどの生徒さんが苦戦した事があると思います。
今日は、思い切って付加疑問文を全く使わずに「~ですよね?」の文章をマスターできる方法を紹介します。
学校で学んだ英語 vs 本場の英語
従来、私たちが学校で学んだ付加疑問文「○○ですよね?」は以下の通りです。
例文:
肯定文+否定形
You are Vicky, aren’t you?
Vickyですよね?
例文:
否定+肯定文
You don’t like cats, do you?
猫好きじゃないでしょう?
ご覧の通り、 主語、述語によって付加疑問の形式が変わっているのが分かります。
これをいかに素早く、確実に相手の同意や意見を求める文章を作る事ができるか、がポイントなのですが、従来の方法ではなかなか難しい!
そもそも 付加疑問 「○○ですよね?」は、相手にその聞いている事がらが正しいかどうかを聞く時に使いますよね?
ですから 「○○ですよね?」を 「正しい」の「Right」または「Correct」を使って、「○○の事柄・情報は正しいですか?」と言い換えばいいのです!
マスター方法:「文章+Right?」「文章+Correct?」で覚える
「Right」または「Correct」を使う事は簡単に文章が作れるだけではなく、肯定文でも否定文でも両方対応できます。
従来の「○○ですか?」は前に来る文章によってその後に続く付加疑問文を変える必要がありましたが、Vicky流はそんな事する必要ありません。
従来の付加疑問文:否定文+付加疑問文
You don’t have a cat toy, do you?
猫のおもちゃもっていないですよね?
しかし、 「Right」または「Correct」を使う とこんな簡単!
You don’t have a cat toy, right?
You don’t have a cat toy, correct?
主語、助動詞、肯定・否定文の事なんか考えずに、こんなに簡単に「~ですよね?」の文章が作れてしまいます。
実践練習:「Right」と「Correct」
文章+Right
「文章+Right」は 普段の日常会話などに頻繫に使われますが、フォーマルなビジネスメールなどでは「文章+Correct」を使いましょう。
例文:1 Vickyですよね?
You are Vicky, right?
比較:従来の付加疑問文
You are Vicky, aren’t you?
例文:2 日本に住んでないですよね?
You don’t live in Japan, right?
比較:従来の付加疑問文
You don’t live in Japan, do you?
比較して分かるように、「文章+Right」は「Right」の前に肯定・否定文が来ても「文章+Right」の形式は変わってない事が見受けられます。
文章+Correct
「文章+Correct」はビジネス英語で大活躍のフレーズで、口頭でもメールでも使えます。
例文:1 英語の先生ですよね?
You are an English teacher, correct?
比較:従来の付加疑問文
You are an English teacher, aren’t you?
例文:2 手作りで猫のおもちゃ作ってらっしゃいますよね?
You make cat toys by hands, correct?
比較:従来の付加疑問文
You make cat toys by hands, don’t you?
「Right」や「Correct」を使った方法は 加疑問文に苦戦している生徒さんにお勧めする「○○だよね?」の英文法です。
付加疑問文との大きな違いは 従来の方法より文章構成がかなりシンプルな事。
「Right」を使う時はカジュアルな日常会話で使い、「Correct」はビジネス関連の場面で使うなど使い分けをしてみてもいいですね。