あっという間に3月になりました。
だんだんと暖かくなり、私の住んでいるシアトルでは
桜が咲き、春らしい毎日になってきました。
今日は春にちなんで、
よく聞かれる春の「これ英語で何て言うの?」特集です。
春と言えば、桜。
日本独特な春の行事の説明は、なかなか難しいですよね。
以下は生徒さんからよく聞かれる、
春の「これ英語で何て言うの?」です。
花見って英語で何て言うの?
お花見は日本独特な春の行事。
残念ながら、英語で「お花見」に当たる言葉はありません。
お花見文化がない方に、英語でお花見を説明する時は、
以下のように少し説明を付け加える必要があります。
Ohanami is an outdoor picnic to view cherry blossoms with friends and family.
(訳:お花見は家族や友達と桜を楽しむための野外ピクニック)
・・など、どんな事をするのかを説明してあげるとOKです。
「桜のピンクっぽい、白っぽい色って英語で何て言うの?」
色を説明する時に困るのが、淡い色。

桜色は、ピンクとも言い切れない、かと言って白でもない、その中間の色。
日本語の「~っぽい」に当たる言い回し、皆様ご存知ですか?
日本語の「~っぽい」は英語で「~ish」。
よく聞く「ボーイッシュな感じ」の「イッシュ」が英語の ish(=~っぽい)なんです。
名詞の後ろに付け加えるだけで、「~っぽい」になります。
例えば、ピンクっぽい色
Pink + ish = Pinkish color
例えば、白っぽい色
White + ish = Whitish color、となる訳です。
これで淡い色の説明は大丈夫!
ちなみに、~ ishは、「大体~くらいに」という意味にもなります。
例えば、「2時ぐらいに迎えに行くね!」という時も、
I will come and pick you up around 2-ish、となる訳です!
じゃ、「うちの犬、3~4歳くらいだよ」という時は?
そうです!
My dog is around 3 or 4 ishで大丈夫。簡単でしょ?
ただし、これはインフォーマルなので、
ビジネスや学校では向いてません。ご注意ください。

「五分咲き、七分咲き、八分咲き、見ごろ、満開、それから散り始め」
これもよく聞かれます。桜が大好きな日本人らしい表現ですよね。
でも覚えて頂きたいのは、桜へ関心は海外と日本とは違う、という事。
こちらの方としたら、七分咲き、八分咲き、と言われても・・・、
というのが正直な反応です。
ですから、海外の方に説明する時は、
「七分咲き」や「八分咲き」を無理に使わなくても
以下の言い回しを使えば大丈夫。
咲き始め : starts to bloom
Sakura trees are starting to bloom.
(桜が咲き始めました)
五分咲き : half bloomed
Sakura trees are half bloomed now.
(今、桜は五分咲きです)
見ごろ : at their best
Sakura trees are at their best today.
(今日が桜の見どころです)
満開 : in full bloom
Sakura trees are in full bloom.
(桜が満開です)
散り始め : starts to fall
The blossoms are starting to fall from the trees.
(桜の花が散り始めました)
いかがでしたでしょうか?
是非参考にしてくださいね!
Happy Learning!