皆さんこんにちは!
英会話講師のVickyです。
英語を勉強しているハンドメイド作家さんが一番不安に思う事、それはズバリ「海外郵送」。
「海外に荷物を送る時、ちゃんと相手に届くかとにかく心配」という声をよく聞きます。
海外の郵送会社は日本の郵送会社とは違う荷物の取り扱い方をします。
特に割れ物など、通常の荷物よりケアが必要なものを送る時はハラハラしますよね。
私は元々アメリカにあるアートギャラリーでバイリンガル・スタッフとして働いていたので、日-米間の荷物取り扱いの違いを身をもって体験しています。
実際に日本から郵送された商品が破損した状態で手元に届いたりと、私もギャラリースタッフとして何度も経験してきました。
この記事では、そのような破損を未然に防ぐために、実際アメリカで使われている、色々な種類の取り扱い注意シール見ながら勉強していきましょう。
割れ物注意!
取り扱い注意マークと言えば「割れ物注意」が一番よく使われると思います。
「割れ物注意」は英語で「Fragile 」と言います。
Fragile とは「壊れやすい」「割れやすい」という意味。
人に使うと「華奢な人」などの意味になります。
取り扱い注意
「取り扱い注意」は英語で「Handle with care」と言います。
直訳すると「気を付けて取り扱う」という意味になり「取り扱い注意」として使われます。
上積み・下積み厳禁
「上積み・下積み厳禁」とは荷物を他の荷物の下に積まない、という事で両者は同じ意味として使われます。
英語で「上積み・下積み厳禁」は「Do not stack」になります。
それに似たのもで「荷物を踏むな」の「Do not Step」というラベルもあります。
落下厳禁!
「落下厳禁」は英語で「Do not drop」です。
先ほども書いたように海外の郵送会社スタッフの荷物の取り扱い方は日本と違い少し荒く扱われる事が多々あります。
そのため「荷物を投げない」という「Do not throw」ラベルを使いさらに取り扱い注意を呼び掛ける事もあります。
天地無用
「天地無用」は上下をさかさまにしてはならないという意味ですよね。
ですから英語では「This side up↑(矢印)」となります。
荷物をゆすらない
「天地無用」に似た取り扱い注意マークに「Do not tumble」があります。
「Tumble」は「ひっくり返す」という意味があり荷物の上下をさかさまにしない、という注意を呼び掛けるラベルです。
その事から「Do not tumble」は「荷物をゆすらない」と言う意味で使う事ができます。
水濡れ注意
水濡れ注意のラベルは濡れてしまうと商品にダメージを与える恐れのあるものに張りますよね。
「水濡れ注意」は英語で「Keep dry」と言います。
多くの「水濡れ注意」ラベルにはよく傘のイメージが使われているので覚えやすいですね!
刃物をを使って開けない
取り扱い注意マークの一つに「刃物を使って開けない」と言うものもあります。
英語では「Do not use blades to open 」と言います。
「Blades/刃物」の代わりに「Cutter/カッター」や「Scissors/はさみ」などが使われる事もあります。
直射日光の当たらない涼しい所で保管
「直射日光をさける」の取り扱い注意マークは(1)直射日光から避けるもの、と(2)直射日光を避け、涼しい所で保管するもの、全部で2つ種類があります。
荷物を直射日光から避けるものは英語で「Protect from Sunlight」と言います。
または荷物を直射日光から避け、温度に気を付けて保管するものは英語で「Protect from heat 」と言います。
折曲厳禁
書物や書類などを送る時によく使われるラベル「折曲厳禁」ですが英語では「Do not bend」と言います。
「Bend」は「折る」「曲げる」という意味。
写真や手書きの絵を送る時に使えますね。
以上が実際アメリカで使われている荷物取り扱い注意マークです。
たくさん種類がありますが、荷物の破損などを未然に防ぐためにもこの記事を是非参考にして適切な取り扱い注意シールを選んでください。